【備忘録】某サークル30期騒動(2018年~2021年)

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〇注意書き

※言わずもがな、誰ともどことも断定しません。文句があるんなら、当事者全員俺の前に手をついて申し立ててください。何なら不服申し立ての裁判してもいいですが、2023年にあった「脅迫電話」の内容を抑えてますし、確実に現役のメンバーに迷惑がかかりますので、よく考えて行動ください。

 俺がここに書くのは、あくまで、反省・自戒のためです。

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〇内容

〇2017年入学 30期の江戸

 2017年大学入学後、あまり公に出来ないトラブルに見舞われ、傷心の1年が過ぎた。大切な人の、不慮の逝去である。心がぶっ壊れた。だから、大学でサークル入部を検討したのは、2018(大学2)年の4月だった。大学では帰宅部員も一般的だが、何かに縋りたかった。入部を決めたのは、そのサークル「B」の存在を知った次の日だった。でも、暫くは心が一杯一杯で、日常を営むだけに精一杯だった。
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〇2018年12月 バイク事故

 トラブルが始まったのは、2018年の12月。江戸はバイクで事故り、先輩のバイクを破損した。保険に入っておらず、頭が真っ白になった。個人商店などで買うべきではなかったのである。入っているモノと勘違いしていたのである。しかし、それは今なお精神に火をつける、忌々しいトラブルの皮切りだった。事故そのものの過失は、10-0で俺に非がある。先輩は止まっていたからだ。ただ、事故を引き起こす要因までを洗えば、汚い組織の非が見えた。江戸は、バイク購入後1ヶ月経たないまま、バイク練長だったのである。その異常性に、気づけなかった。これは、壊れていた心によるものだと思う。壊れていないと勘違いしていたのが、災いした。
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〇2018年 冬合宿

 江戸含む30期は、4人。2018年10月末のスプリント大会から「B」の運営幹部となった。2018夏に、江戸は留学していた。初めて参加した行事が、まさかの28期の先輩方が運営する秋旅行だった。運営出来るだけの知識や経験は、先輩方から学べばいいものの、気力も余裕も無かったのである。「B」の練習には参加していたが、参加することそのものが目的となっていた。

 冬合宿は大失敗。部長と副部長で、運営のやり方で意見が割れていた。冬合宿は開催されたが、副部長は怪我をし、もう一人の同期は熱を出した。俺は、逃げた。もう、バイクなんか見たくも無かった。トライアスロンにも関わりたくなかった。誰彼に相談できる状況じゃなかった。ケツに火が付くどころか、全身火だるまのような状況だった。部長一人に苦悩が集中。29期の先輩方が、部長を支えたが、部長も壊れてしまった。30期部長と副部長は、合宿をどうやるかで揉めていたが、そもそも、やるべきではなかったのである。一旦活動を止め、幹部4人の方向性を定め、または改めるべきだった。ただ、当時の俺には出来なかっただろう。
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〇2019年1月

 俺は、競技からも運営からも逃げたが、「B」から逃げたくなかった。言わずもがな、傷心の拠り所だったからである。「B」があって、初めて正気を保っていたのである。
 この時期にも、トラブルが頻発。デュアスロンの大会で、部員の一人が骨折を伴う大怪我。我々30期のメンバーが、課外活動許可願を大学に提出しておらず、保険も下りない。大会の保険を使ったと聞いたが、詳しいことは分からない。

 俺は当時、車の免許を取りに行っていた。とにかく、組織に心を置いても、競技からは距離を取りたかった。この話を、車校の宿舎で聞いて、俺は、何も考えられなかった。そもそも、車の運転が上手く覚えられなくて、留日していたのである。それでも、何とか2日遅れで免許合宿を終了した。
 29期先輩から「B」は終了だと通告される。もう、頭の中が真っ白……いや、真っ黒だった。
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〇2019年 春学期

 加えて再び、我々30期は、しかるべき期日に参加すべきだった説明会と、しかるべき期日に提出すべきだった書類、その2事項を怠り、2019年度春の新入生勧誘が、公に出来なくなった。説明会も開けず、ビラも配れず……俺はまた、別件でトラブルを起こし、身動きが取れなかったのである。29期の先輩方が頑張り、32期の後輩を12人、大学の助成無しに入部させた。29期の先輩方のおかげで、「B」は息を吹き返したのである。俺達30期が、殺したのである。いや、殺させられたと捉えているが。
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〇2019年 スプリング大会

 30期4人は、解体された。部長と副部長は退部。俺と、もう一人は残った。部長と副部長が掲げていた目標は、「B」でなくても叶えられるもの。もう一人の「インカレ出場」という目標もそうだった。江戸は、もう何が何だか分からなかった。この時期は、OBさんからOGさんから先輩から後輩から、色々な人と話をしたが、一切頭に入ってなかったのである。
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〇2019年 彩の国

 俺は、一念発起しようとしたが、無理だった。全学年の誰よりも運動神経が悪く、精神状態も最悪。誰が最初に貼ったか「歴代「B」最弱の男」というレッテルも、過大ではなかった。
 彩の国前日……先輩方は、俺を厳しく叱責した。その𠮟責は、30期の怠惰といい加減さに対するものである。4人で心に刻むべきものが、俺に凝固したのだが、整理がつかない精神状態では、話の内容が入らなかった。その後、あろうことか俺は、大寝坊をやらかし、彩の国の応援にもサポートにも回れなかった。準備を進め、いざ出発と言った矢先に、玄関で気を失った。先輩方はドンドンドンドンとドアを叩いていたらしいが、一切耳に入らなかった。そのドア板の向こうで、俺は横たわっていたのである。
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〇不毛、無能の30期残党

 そこからは、更なる地獄になった。30期に対する29期の先輩方の不満は、32期の後輩たちに伝播した。29期の先輩数名も、32期の後輩達も、揃って俺を卑下した。事情も知らないままに。しかし、事情を話せなかった俺も悪い。だが、全てが終わった今、第三者目線で見ても、当時の俺にはどうしようもなかった。呼吸だけで精いっぱいだった。
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〇トラブルログ

・夏合宿で、慣れない運転を買って出て、ハイエースをぶつけた。
・3本ローラー用のタイヤを固定ローラー用に使っていた後輩にそれを指摘した結果、言い方もタイミングもまずく、トラブルになった。
・俺の能力不足を努力不足と飛躍され、うっかり言い返した結果、後輩の顰蹙を買った。
 →8号館食堂で、後輩にお説教。
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〇ログ

K「江戸さんの籍なんて、いつでも抜けるんですからね」
H「来ないでください。迷惑です」
K「いてもいなくても変わらない」
K「籍抜きましょうか?」
K「俺らにそんな口きいていいんですか?
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〇ログ その2

E「江戸は俺にとってゴキブリなんだよ。ゴキブリと同じ部屋にいるのやだろ?出てけよゴキブリ」
H「来るなよゴミ」
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〇30期記念式典

 俺達30期の無責任により、一度壊してしまった「B」。その「B」の、予想以上に長く、広く、深く、重い歴史に、俺はつぶされ、お酒を飲んで暴れた。しかし、俺は記憶にない。ビールしかなかったはずのあの地下で、俺は何をどれだけ飲んだのか。12時に始まり、気づいたのは21時だった。何人かの先輩や後輩が、あったことを話してくれたが、恐らく、もっと酷いことが起きたんだと思う。ただ、俺達が散々迷惑をかけた、29期の先輩が、理性の吹き飛んだ俺を正気に戻し、手を引いて家まで連れ返ってくれたことを覚えている。
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〇29期先輩方卒業後

 その後、コロナの流行が始まった。俺は、2021年度を留年して、何とか卒業した。2020年(4年次)、2021年(5年次)と、「B」の活動には参加していない。
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〇卒業後〜現在

 突然逝ってしまった大切な人への想い。学業の問題。自分自身に起きた問題。身内に起きた問題。「B」の問題。

 社会人2年生となってようやく、全身を取り巻いていた火が消えた。そしてあの頃を振り返って、気づく。予想以上にどす黒い狂気に満ち満ちていたと。問題の渦中にして事件の火中にいると、その火元や中心が良く見えないのである。
・OB、OGの方々
・28期の先輩
・29期の先輩。
・辞めていった30期の同期。
・サークルに残り、壊れ崩れかける俺を支えていた30期の同期。 
・31期の後輩。
・32期の後輩。

 全員、加害者にして被害者なのである。当然、俺もだ。今、ストレスを溜め込めない精神になった俺は、まるで鬼のような性格になった。その怨恨の矛先は、当時の無責任な自分と、その運命である。
 仲間だったモノが全員敵に回り、立場上相手側に編入できず、ただただボコボコにされる

 あれ以上の地獄が思い浮かばない。
 しかしなるべく、当事者達には会いたくない。会った時、俺はまた暴走するんじゃないかと。いや、する。
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〇あとがき

 これは、俺の主聴と主観とで、ありのままに書いたものだから、印象操作や、嘘は無い30期の俺に対して、「相手方」という存在になる29期と32期では、この一連の出来事を闇に葬るということで意見がまとまっていると聞いた。だが、俺は当事者として、それを無視する選択をとる当時の相手方は、俺を侮辱、卑下したのではなく、侮辱、卑下する以外の選択肢が取れなかった。当時の俺は、行動しなかったのではなく、行動できなかった。俺の心では、そう着地させている。しかし今なお、怒りやもどかしさが収まらない。時々大爆発する。時間が解決してくれないこともあるのだろうか。だが、今なお「B」が大事だからこそ、この出来事を開示する。言及は構わないが、蒸し返すな。「宇宙人」に一般常識は通じない。もう、あの頃の江戸は、江戸じゃない。

 30期 江戸

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〇更新記録

・2024年4月13日 記載

・2024年4月22日 更新

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